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利用者50万人突破の「auスマートパス」は本当に得なのか!!?

「auスマートパス」が好調だ。このサービスはau Marketの500種類以上、総額5万円分相当のアプリが月額390円で使い放題になるというもので、加入者が急増している。サービス開始から4日で10万人、1ヶ月を待たずして50万人を突破した。

そこで、「auスマートパス」は本当にモトが取れるのか調査してみた。総額5万円といっても、実際にすべてのアプリを利用するのは現実的とは言えない。そのため、実用アプリだけでも得するのか徹底検証した。

まず、誰にでもオススメできるアプリの筆頭は日本語入力システム「ATOK」(1500円)だ。最新バージョンで弱点だった最新キーワードや拡張辞書にも対応。auスマートパスに加入した人は、真っ先にダウンロードすべきだ。
セキュリティ対策としては「ウイルスバスター」が用意されている。スマートフォンには個人情報が大量に入っているため、セキュリティ対策ソフトは今後さらに重要になる。すでにワンクリック詐欺アプリも登場しているため、こちらも最優先にインストールしておくべきだろう。

この「ウイルスバスターモバイル for auスマートパス」は、フルバージョンの「ウイルスバスター for au」(月額315円)ではなく、WEBフィルタリング機能と着信制限機能が削除された機能限定版。とはいえ、肝心のアンチウイルス機能はフルバージョンと同様のものなので、フィルタリング機能が不要ならこちらでも十分に役に立つ。

また、多くの人にとって便利なのが、歩行者用トータルナビの「NAVITIME」(月額315円)。乗り換え案内はネットでも調べることができるが、こちらはGPSで取得した現在地から複数の駅を候補にするなど、トータルな完成度が特徴。単体だと月額315円もするので、すでにナビタイムを契約しているなら、スマートパスのほうが断然オトクだ。

そして、コンテンツ総額を大きく押し上げているのが辞書アプリ。「ジーニアス英和・和英辞典」(4800円)、「大辞林」(2500円)、「家庭医学大百科」(3700円)などがラインナップされている。こうした辞書アプリは、買ったのにあまり使わなかったということも多いので、気軽に利用できるのは価値がある。

ほかにも、「ニュースEX」(月額262円)、「Run&Walk」(月額315円)などのサービスも揃っている。微妙なのが、写真や動画を保存できるストレージサービス「au Cloud」だ。使いたい人にとっては手頃で安心感があるが、Dropboxなど無料のオンラインサービスも多く、スマートパスを解約したらアップロードしたファイルは消失するという仕様には感心できない。また、オフィスソフト「Kingsoft Office」(2,980円)も、便利ではあるものの、誰にでも必要なものではない。全国のFMラジオ局を聴くことができる「LISMO WAVE」(月額315円)も魅力的だが、Androidスマートフォンでは「Radiko」を無料で使うことができる。

結論としては、ナビタイムやウイルスバスターを利用するだけで、十分にモトが取れるのが「auスマートパス」だと言えるだろう。アプリやゲームをいろいろと試してみて、1ヶ月~3ヶ月程度で解約するという使い方もアリだ。

スマホを買ったばかりの初心者には、どのアプリが必要なのかわかりづらいという問題があるが、アプリ定額制は初心者も迷わずに充実したスマホ環境を得られるメリットがある。今回は実用アプリだけで検証してみたが、「モンスターハンター」や「パワフルプロ野球」など、限定配信ゲームを遊べるのもスマートパスの魅力。

もし、ドコモやソフトバンクで、同様のサービスが用意されていても、525円かそれ以上になっていたのではないだろうか。好調さも納得の、かなり挑戦的な価格設定だと感じられる。(秋原とおる)

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秋原 とおる

最近、どのスマホにしたらいいのと、よく聞かれますが、一番売れているのを選ぶのが間違いが少ないよと答えていたら、周りにiPhoneユーザーが増えてしまいました……。でもガジェット好きには、迷わずAndroidをオススメします!理由は買えばわかるはず(たぶん、笑)。個人的にはATOKが使えるだけで断然Android(Google日本語入力も出るし)。

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