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もはやAKBは敵ではない!!? 人気急上昇「ももクロ」がブレイクした理由

AKB48がアイドル界のトップに君臨して久しいが、それを猛追するアイドルグループ「ももいろクローバーZ」(通称ももクロ)の人気が急上昇中だ。
当サイトでも、ももクロの非公式アプリを紹介したところ大好評だったが、その勢いはとどまることを知らず、今年2月には「第4回CDショップ大賞」の大賞に選ばれ、「桃屋」のCMで単独では初となる全国テレビCM出演を達成。さらに百田が4月14日から土曜昼の人気番組「メレンゲの気持ち」の司会に抜擢され、同月21、22日には横浜アリーナ2DAYS公演を予定している。

百田夏菜子(17)、高城れに(18)、有安杏果(17)、玉井詩織(16)、佐々木彩夏(15)の5人で構成されたももクロは、それぞれ赤・紫・緑・黄色・ピンクをイメージカラーにした衣装をまとい、メンバーが学生のため土日を中心に活動することから“週末ヒロイン”と呼ばれる。

大手芸能事務所スターダストプロモーション所属でありながら、謙虚な姿勢で「私たちはスターダスト(星屑)のダスト(屑)部門」と自称し、メンバーチェンジなどの紆余曲折を経て、ストリートライブや自分たちで宣伝ビラ配りなどもしながら4年がかりの地道な活動で現在の人気を勝ち取った。

アイドル戦国時代といわれるほどライバルが多い中で、彼女たちが抜けだした理由は何か。

「名物となっている百田の“海老反りジャンプ”をはじめ、側転や前転を取り入れたアクロバティックなダンスなど、ライブパフォーマンスのレベルが異常に高く、彼女たちが一生懸命に歌い踊る姿に惚れこんだファンが多い。全力でダンスをしながら、アイドル業界では当たり前になっている『口パク』をせず、生歌にこだわっているところも好感を持たれています」(芸能関係者)

それだけでなく、ももクロは他のアイドルグループとは違ったファン層を獲得していることも人気拡大の大きな要因だ。

意外に思えるかもしれないが、ももクロにハマっているプロレスファンは多い。ファンの間では、彼女たちがプロレスを元ネタにした発言やパフォーマンスをすることは有名だが、ファーストアルバム「バトル アンド ロマンス」のタイトルも天龍源一郎が旗揚げしたプロレス団体「WAR(レッスル アンド ロマンス)」へのオマージュとなっている。

武藤敬司率いる全日本プロレスのリングに悪役グループ「グレート・クローバーZ」(本人たちは別人だと主張)として登場し、武藤の化身グレート・ムタを応援したこともあった。プロレスとアイドルの距離を縮めた存在としても、ももクロは注目されているのだ。

また、サブカル層にも人気があり、その理由としては楽曲の評価の高さが挙げられる。テクノ、プログレ、メタル、ジャングル、ラップなどを混ぜこぜにし、転調しまくりでクセの強い遊び心に富んだ楽曲は、ヒャダインこと前山田健一氏ら20~30代を中心にした若手ミュージシャンから提供されている。ももクロという触媒を得ることで完成した型破りな楽曲たちは、音楽好きのハートもキャッチしており、楽曲のレベルの高さから「ももクロはアイドルじゃない」と主張するファンもいるほど。

昨年11月に発売したシングル「労働讃歌」では、作詞を筋肉少女帯の大槻ケンヂ、作・編曲を英国のバンド「THE GO!TEAM」のイアン・パートンが手掛けるという意外なコラボを展開。さらに、今月7日に発売したプログレッシブメタル調の新曲「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」では、元メガデスのマーティ・フリードマンがギターで参加し、海賊風衣装のデザイン原案はアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターデザインなどで知られる貞本義行氏が担当しており、こちらもサブカル層にとって注目ポイントとなっている。

「おニャン子クラブ」の展開方式をベースにしたAKBをはじめ、既存の枠組みの中で勝負するアイドルが多い中、他とは違った方向性と新しいファン層の獲得でアイドル界の頂点を目指すももクロ。彼女たちがAKBを追い抜く日は近いのかもしれない。(佐藤勇馬)

画像引用元:ももいろクローバーZ公式サイト http://www.momoclo.net/

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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