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中国のネットユーザーも日本ガンバレの声援!!!
2011年03月16日
いまだ正確な被害実態さえつかめない東北関東大震災。
中国でも大きな話題となっていて、著名ポータルサイトや新聞やテレビでトップ級の扱いで紹介されている。
地下鉄やバスの車内にあるテレビでも紹介されているので、老若男女問わず中国全土の人々がこのニュースを知っている。
有名ポータルサイトのコメント欄には10万単位のコメントが寄せられ、サイトによってはコメント数が100万を突破するところも。
酷いコメントもあるが、もちろんいいコメントもある。
いい意味で「中国ネット検閲」が働き、酷い書き込みは目立たない位置に下げられている。
なおも粘る酷いコメントに対しモラルなきコメントは止めるよう多くの人々が制止しようとするコメントを書き込んでいる。
有名ポータル「網易(ネットイース)」はコメント欄を「日本の人々に福がくるよう祈ろう(為日本民衆祈福)」という名とし、
その名を中国twitterもどき(中国語で微博:マイクロブログ)のハッシュタグとしている。
中国語だと「加油!(ガンバレ)」でなく「祈祷」という言葉が並ぶ。多くの人々に目にとまる日本ガンバレの声を紹介しよう。
「より多くの人が助かりますように」
「まだ日本を恨んでいるのか?良心はあるのか?逆の立場になってみろ」
「同じ小さな地球に住んでいるんだ。日本に祈祷!」
「地震と政治・人種は関係ない。日本が克服することを祈ろう」
「明日はいいほうへ進んで欲しい。もう2度と災難が起きないことを。祈祷。」
そんな中で、
「蒼井そらは大丈夫か知らないか?」
といった書き込みも目立っている。さすが世界の蒼井そら!
首都圏には多くの中国人が滞在していることもあり、中国向けのtwitterもどきのミニブログサービスや掲示板などを使って、各個人がスーパーやコンビニで食料品が売り切れている現状や、計画停電について中国メディア向けに最新動向をつぶやいているほか、日本に滞在する中国人の肉親の安否情報がミニブログで飛び交っている。
彼らの言うとおり、被災者に国籍は関係ない。国籍問わず、困っている人は助けたいところだ。
(文・山谷剛史)
- 蒼井そら
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山谷 剛史
中国を拠点に活動する中国・アジアITジャーナリスト。確定申告で戻った一時帰国中に地震直撃。皆さん、がんばってください!僕も僕なりにできることやってます! Twitterアカウントは @YamayaT