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「Xperia PLAY 2」が発売間近 携帯ゲーム機に未来はあるのか!!?

先日、未発表の「Xperia PLAY 2」と思われるリーク画像が流出した。1.5GHlzのデュアルコアCPUに、4.3インチのHDディスプレイでAndroid 4.0搭載。発売時期は不明だが、スペック的にも最新鋭というにふさわしい。

しかし、これには「え? また出るの?」と思う人の方が多いのではないだろうか。ソニーエリクソンは端末ごとの販売台数を公表していないので、正確な数字はわからないが、世界的に見ても「Xperia PLAY」が売れているという話はまったく聞こえない。日本でも昨年秋に発売されたが、海外での発売よりも半年以上遅れ、スペック的にも時代遅れ。おまけに水濡れや全損などのトラブルの際に補償してくれる「ケータイ補償」の対象外に指定されるなど、そもそもドコモが販売に及び腰である以上、売れるわけがない。コントロールパッド部分が破損したら、相当な金額を払って修理してもらうしかない。

しかし、その一方で家庭用ゲーム業界は販売本数が年々下がっているのが現状。平成19年以降、4年連続で市場規模が縮小している。パッケージで100万本以上販売するゲームは年に数タイトルしかない。それに対しモバゲー、GREEなどのソーシャルゲームや、スマートフォンのゲームアプリなどは年々売り上げを伸ばしている。かつてニンテンドーDSで山ほど出ていた学習ゲームなどもほとんど鳴りを潜め、いまやゲームをカジュアルに楽しむ層はケータイやスマホに流れているのである。

そんな中、スマートフォン用のBluetoothゲームパッド「Gametel」が日本でも発売された。これさえあれば、AndroidやiPhoneのゲームをゲームパッドで遊べるようになるというもので、端末をパッド上部に挟み込むことで携帯ゲームさながらのスタイルになる。Androidのファミコンやスーファミエミュレータアプリにも使えるという報告例もあり、コアなゲームファンにはたまらないだろう。価格は8,820円と少々高め。

さらに、JinXing Digital Co.,Ltd.が販売するAndroid搭載ゲーム機「JXD S601」も日本で3月16日から発売される。見た目からして”PSPのパチモン”で、しかも公式マーケットが利用できないということなので、非公式マーケットから落として使うことが前提となっている。価格は16,800円。

Xperia PLAY 2はともかく、これらはいずれもキワモノの域を出ていないし「スマートフォン+ゲームパッド」がすぐに主流になるとも思えない。しかし、年々スペックが向上していくスマートフォンがゲームパッドを手に入れるということは、コアなゲームがスマートフォンでも遊べるようになる可能性を秘めている。スマートフォンが携帯ゲーム機を侵食する日はそう遠くないのかもしれない。(岡嶋佑介)

参照リンク:
Gametel販売元:pocketgames
JXD S601販売元:レッドスター

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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