アンドロイドアプリレビュー

大人気の“放置型RPG”の続編 「Whipper+」が登場!!!

「Whipper」は、ダンジョンの行き先と階層を決めて勇者を送り出し、あとは帰ってくるまで待つだけ……という新感覚のロールプレイングゲーム。個人デベロッパーが趣味でつくったというゲームながら、Androidで数万人レベルのユーザーを獲得する人気タイトルに成長した。

その「Whipper」の続編にあたる「Whipper+」が1月末に公開された。Whipperといえば武器や防具の強化や合成が奥深かったが、「Whipper+」ではなんと前作からは大きく異なり、パーティを組んで戦うシステムになっている。

とはいえ、「冒険者を送り込んで指定時刻まで待つ」という基本的な流れは同じ。モンスターとの戦いの行く末や宝箱の中身に一喜一憂したり、帰りを今か今かと待ち望む不安感と期待感はそのままだ。だが、今回の主人公は冒険者ではなく、冒険者を雇う人間となっている。この主人公には「Whip.LV」という項目が設定されており、これが低いと、冒険者を雇える数、武具の強化や合成ができないなど、ゲームを進めていくうえで何かと不自由なのだ。

「Whip.LV」の経験値は、冒険者がダンジョンに潜ったあとの帰還報告のほか、冒険者と別れることで上がる。冒険者は、冒険に行ったりレベルが上がることで忠誠度が溜まっていくのだが、冒険者と別れると、その時点の忠誠度がそのまま「Whip.LV」の経験値となるのだ。

長く戦い続けレベルが上がった冒険者をクビにするのは、まさに断腸の思いだが、これを乗り越えて「Whip.LV」を上げねばならない。ただし、冒険者には雇用期間が決まっており、それを超えて冒険に送り込むことはできない。もちろん奥のダンジョンを攻略するには冒険者を成長させなければいけないし、そこには高価な武具が眠っている。限られた雇用期間の中で冒険者を育ててダンジョンを攻略させるか、それとも「Whip.LV」のためにクビにするのか……このあたりのせめぎあいになんともワクワクさせられる。

前作でお馴染みの強化剤「カタクナール」は、もちろん健在だ。今作では武具の強化に回数制限があり、うまく作るには運の要素も絡んでくるのが特徴。冒険者の作成も非常に凝っていて、最初に雇用期間を延長したり職業を自分で入力したり(入れた文字によって初期ステータスが変化する)、武具の作成とともに、どのような冒険者を雇うかも大きなポイントになっている。

シンプルな前作に比べると複雑さが目立ち、取っ付きづらく感じる人もいるかもしれないが、奥の深さは間違いなく前作以上。筆者はあえて攻略Wikiを見ずに進めているが、新たな発見と試行錯誤がじつに面白い。安易な続編にしなかった制作者の姿勢には感服するばかりだ。前作をプレイした人は迷うことなくプレイすべきだし、そうでない人はまず前作、そして「Whipper+」とプレイしてほしい。(岡嶋佑介)

参考リンク:
ひそかなブームの超放置型RPG「Whipper」って何だ!!?

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Whipper+

カテゴリ RPG,アンドロイドアプリレビュー,ゲーム
価格 無料
デベロッパ名 HAappss

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