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高額課金に非難殺到の「ガチャ」 大金使うのは日本人だけ!!?

DeNAとグリーが好調を続けている。今月の決算報告によると、どちらも売上・利益ともに過去最高を更新し、経常利益は前年の2~3倍となる見通し。そんな中、有名ブロガーの「かーずSP」氏が「アイドルマスター シンデレラガールズ」(通称モゲマス)に15万円をつぎ込んだことがネットで話題になっている。

「今日買ったWebマネー3万円をモバマスにつっこんだけどコンプリートできませんでした (中略) 2/1に課金し始めてから、2/9で15万円以上つぎ込む計算に…」

注目が集まったせいなのか、先日、モゲマスの会員数は100万人を突破。被害者の警鐘は逆効果になってしまったようだ。調べてみると、グリーの看板タイトル「探検ドリランド」でも高額課金の事例が多い。ネットの掲示版を調べると、次のような書き込みが見つかった。

ドリランドに合計25万課金したが、めちゃくちゃ面白いぞ
80万使うのとかざらです!オクのほうが安いかな
あと一枚に30万入れてもまだ無理・・・・・
合計で100万以上使ってる事に気が付いた

「探検ドリランド」では、バグを利用してカードを無限増殖させ3千万円の荒稼ぎをしたユーザーがいることが明らかになり、運営に対する批判の声が上がっている。この問題を受けて、今週、グリーの株価が急落。つられてDeNAの株価も下落した。アイテム売買に詳しいオンラインゲームの開発者に話を聞いた。

「実は携帯ゲームの高額課金はまだこれからが発展途上です。現状でようやくPCのオンラインゲームに追いついてきたように思います。PCの世界ではデュープ(アイテム複製)やチート(不正行為)が日常茶飯事で、組織的なグループと運営側とのいたちごっこが続いています。売買もRMT(リアルマネートレーディング)というアイテム売買サイトがあり、業者が収益を上げています。

携帯ゲームでは裏ワザやバグ程度しか抜け道がありませんでしたが、AndroidスマホではMonkeyRunnerなどを使い自動化することもできるので、今後はチート対策が重要になるでしょう」

PC向けのオンラインゲーム(ネトゲ)では、アイテム売買やスクリプトを用いた自動化が日常的に行われているという。それにしても、なぜ高額課金にハマるユーザーが多いのだろうか。

「問題となっているのはガチャという1回300円程度のアイテムが入っている景品くじです。10年ほど前から大流行していますが、PCの無料オンラインゲームのほとんどがガチャで収益を上げています。流行している理由としては、ガチャと日本のユーザーが合っているのだと思います。レアアイテムを出すために数万円~数十万円の投資が必要になりますが、限定とか期間限定のアイテムを投入すると、たちまちガチャがよく売れます。

超一級のレアのために総額で数百万円も課金するユーザーがいますので、この流れが携帯ゲームに波及するのは自然なことに思えます。ちなみに海外では運の要素が強いものは好まれない傾向があり、韓国や中国を除いて、海外ではガチャに見向きもしません(笑)」

「探検ドリランド」ではスーパー11連ガチャという1回3,000円のアイテムくじがあり、パチンコと類似したリーチシステムを採用するなど射幸心を煽られやすい。現在はバブルともいえる状況だが、ユーザーが飽きるのが先か、法規制されるのが先か、モバイルゲームの行く末を見守りたい。(秋原とおる)

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秋原 とおる

最近、どのスマホにしたらいいのと、よく聞かれますが、一番売れているのを選ぶのが間違いが少ないよと答えていたら、周りにiPhoneユーザーが増えてしまいました……。でもガジェット好きには、迷わずAndroidをオススメします!理由は買えばわかるはず(たぶん、笑)。個人的にはATOKが使えるだけで断然Android(Google日本語入力も出るし)。

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