アンドロイドアプリレビュー

震災で男を上げた「江頭2:50」 アプリもヒット連発

芸能人を起用したアプリは多々あるが、その中でも伝説的大ヒットとして知られるのが江頭2:50を起用したアプリ。2010年にリリースされた「江頭2:50のオレが時計だ」は「いつでも2時50分モード」という意味不明な機能が搭載されていることも話題になり、iPhoneとAndroidで数十万ダウンロードを記録した。

その続編として企画された「江頭2:50の 大人のあいうえお ~二匹目のドジョウ~」が昨年8月にiPhoneに登場。こちらのほうも大好評を受けて今年2月にはAndroid版が登場し順調にDL数を伸ばしている。一体なぜ今、江頭アプリが人気なのか。ブームの裏側に迫ってみた。

「江頭さんをアプリにしようと思ったきっかけは、一言で言うと、iTunesのお洒落な世界を汚してみたい、という想いです。『オレが時計だ』はまずiPhone向けに配信したのですが、当時はiPhoneアプリというとカッコいいものばかりが並んでいた。そこにあえて異質なものを突っ込んでみたい。場を荒らしてやりたいという思いで企画したのが『オレが時計だ』だったんです」

と、語るのは同アプリのプロデューサー、ジグノシステムジャパンの石切山氏。同社ではケータイ向けコンテンツも多数配信しているが、実はケータイの着ボイス業界でも江頭2:50は大人気だったという。

「最初に江頭さんにお会いしたのは2005年頃。弊社の着ボイスのサイトに出演いただいたんですが、他の有名タレントさんを抑えてランキング1位の常連でした」

江頭2:50と言えばテレビで活躍の一方、ネットでは「トルコ全裸事件」(1997年)やプロレス団体「ハッスル」への乱入事件(2006年)が有名。北京五輪(2008年)の際には、上半身裸に黒スパッツで観覧する姿が2ちゃんねるなどでも大きな話題となった。その尖った存在感は、すでにガラケーの時代から有力コンテンツとして成立していたということだろう。

「とにかくインパクトのあるアプリをつくりたい。そういう発想で江頭さんを起用したんですが、最初はどんなアプリにするか全く白紙でした。しばらく考えて、『名前が2時50分だから時計アプリがいいんじゃないか』ということで企画したのが『オレが時計だ』でした。ヒットするかどうかは未知数でしたが、フタを開けてみるとiTunesの有料アプリの総合ランキング第一位を10日間に渡り獲得できました」

そんな具合に想定外の大ヒットを記録した第一弾に続きリリースされたのが「江頭2:50の 大人のあいうえお ~二匹目のドジョウ~」。江頭の名言や珍言、雄叫びや絶叫といった音声が150以上も収録された異色のアプリだ。

「発想のベースとなったのは子供向けのひらがな学習アプリ。そこに江頭さんを投入したら面白いことになるんじゃないかという思いが企画の発端です」

起動すると「お言葉モード」ではカルタのように五十音ごとのセリフが用意され、タップすると「あんた最高だよ」、「いっしょに天国行こうぜ」、「俺の話にはオチがないんだよ」などのボイスや、かえるのうた、石焼き芋などの歌が再生される。

また「あいう」モードでは江頭2:50の声で好きな五十音を再生できるほか、「かべがみ」「うさぎ」「きんぱつ」といった隠しキーワードを入力すると、特殊な壁紙を入手することが可能だ。

音声収録は「都内のスタジオで約2時間で行った」というこのアプリ。「お言葉」はその場のノリを大事にするため、ほとんどアドリブで収録されたという。例えば「山手線の高田馬場を江頭さんテイストで発音してください」というオーダーに応えて発声されたセリフが、

「たかだのババアが~っ!」
だったりする。さらに、

「がっぺむかつく」
「伝説残してやるよ!」
「ピーピーピーするぞ」

といった江頭ファンにはおなじみのセリフもじっくりと堪能することができる。

昨年の大震災直後には自らトラックを運転し、福島県いわき市に救援物資を届けたことがTwitterで話題になった江頭。その件で報道番組への出演オファーも殺到したが、『いい人みたいで恥ずかしいから』との理由で断ったというエピソードが、さらに男を上げる結果になった。
石切山氏によると本人は「スマートフォンは持たず、ケータイすら使っているのを見たことがない」とのこと。上半身裸に黒スパッツの超アナログな存在感で、アプリの世界に殴りこんだ江頭2:50の快進撃は、まだまだ続きそうだ。(EXドロイド編集部)

参照リンク:「江頭2:50の 大人のあいうえお ~二匹目のドジョウ~」(Google Playへのリンク)

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