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AKB効果でユーザー数急増のGoogle+ 「ぐぐたす」現象はいつまで続く!!?

Google社が昨年6月にサービスを開始した「Google+」の人気が急上昇中だ。日本のSNSはmixi、Twitter、Facebookが3強となり、後発のGoogle+のユーザー数は伸び悩んでいたが、最近になって“AKB48効果”で先行する3社を猛追しているかたちだ。

昨年12月、AKB48のプロデューサー・秋元康氏が新プロジェクトとして「AKB48 Now on Google+」を開始した。ファンとの交流を目的に、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバーたちが参加。メンバーたちは、事務所の検閲を入れずリアルタイムでコメントを書き込んでおり、まさに彼女たちの生の声を聞くことができる。
Google+のフォロワー数のランキングでは、トップ10に大島優子(155,863人)、篠田麻里子(149,688人)、前田敦子(148,326人)、柏木由紀(145,240人)、指原莉乃(139,769人)、小嶋陽菜(138,315人)の6人がランクインしており、AKBがGoogle+を席捲中といえる状況だ。

また、秋元氏も自身を「やすす」と称してアカウントを開設。Google+を「ぐぐたす」という愛称で呼び、仕事のアイデアを公の場で関係者に伝えるという新しい業務連絡ツールとしても利用している。

今年1月にNMB48のメンバーが「投稿方針が変わり、リアルタイムで書き込めない」とスタッフの検閲が入ったことを示唆すると、秋元氏は「業務連絡。NMBスタッフへ。ぐぐたす投稿に対する検閲はありえません。ぐぐたすは、本音で語る場です。言いたいことを言い合う場です。好きにやらせなさい」とスタッフに注意。これ以降、スタッフによる検閲は停止された模様。さらに、「週刊プレイボーイ」(集英社)のスタッフにAKBメンバーの新連載を打診するという使い方もしている。

これによって、一般ユーザーはメンバーの書き込みを楽しむだけでなく、自分たちの見ている前でAKBの舞台裏が展開されるというライブ感が味わえる。
また、ぐぐたすを通じてライブ動画配信なども行っており、配信当日はアジア圏を中心に世界各国からアクセスが殺到した。Google側としてはAKBの人気によってGoogle+の日本での知名度を上げたいという狙いがあるが、AKB側にもぐぐたすを海外展開に利用したいという目論見があり、両者にとってプラスになっているといえる。

また、皮肉なことにAKBメンバー・高橋みなみの母親が淫行容疑で逮捕された事件で、高橋のぐぐたすも大注目を浴びた。お馴染みとなっているAKBメンバーのお騒がせぶりも、ぐぐたすのユーザー数アップに貢献しているといえるだろう。

近年はユーザーにとって、お気に入りの芸能人や有名人の書き込みを読めるという点が、ソーシャルメディアを利用する大きな魅力となってきた。しかし、肝心のサービスの質が悪ければ、いくら芸能人を担ぎ出しても衰退は免れない。また、特定のファンばかりが集まってしまうと、その芸能人の人気がなくなった途端にサービス自体が廃れてしまう可能性もある。ぐぐたすの露骨なまでのAKBを使ったユーザー獲得戦略は、果たして吉と出るか凶と出るか、今後も注目だ。(佐藤勇馬)

画像引用元:AKB48 Now on Google+
http://www.google.com/intl/ja/+/project48/

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佐藤 勇馬

フリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、WEBや雑誌などでネット、携帯電話、芸能、事件、サブカル、マンガ、宗教問題などに関する記事を執筆している。媒体によっては、PN「ローリングクレイドル」で執筆することも。今年1月に著書『ケータイ廃人』(データハウス)を上梓。 Twitterアカウントは @rollingcradle

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