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auでも通信トラブル発生 それでも「一番ヤバいのはドコモ」だ!!?

auで2月9日、11日とデータ通信やメールが使えなくなる通信トラブルが起きた。昨年からの度重なる通信トラブルに見舞われたドコモに比べると、まだ安定していると思われたau。しかし、このトラブルによって全ての携帯キャリアの通信品質の安定性に疑問符がつく状況になってきている。ツイッターなどでは多数の困惑した声が聞かれた。

「昨日のauの通信障害って設備故障が原因だったんだねー キャリア側は大変だろうな・・・・・」

「最近auもdocomoも通信障害だったらしいね。その点SoftBankは凄いよな。いつも繋がらないもん」

「ドコモやauの通信障害がこんな大騒ぎになるなら、逆にソフトバンクが繋がった日は「なんてことだ!今日は電波が繋がったぞ!!」と町中がお祭り騒ぎで蘇民祭みたいになればよいと思ってる」

「携帯キャリア別通信障害頻度 Docomo:稀に au:時々 Softbank:常時」

当サイトでは以前の記事「スマホの爆発的普及でパケホーダイ終了のお知らせ!!?」でもお伝えしたように、スマートフォンの普及によって通信トラフィックは年を追うごとにほぼ倍増している。2月7日のドコモの通信トラブルは「(スマートフォン通信の)急激な伸びがつかめなかった」(山田隆持社長)と認めているほか、先月の都内を中心とした通信トラブルも「スマホの無料電話アプリが原因」としている。

auは9日、11日のトラブルはともに設備故障としており、トラフィック増加との関係は否定しているが、通信トラブルは携帯キャリア各社が頭を悩ませる問題には違いない。程度に差こそあれ、3キャリアはいずれも帯域制限を実施している。auの「EV-DO Advanced」のような混雑している基地局のトラフィックを周辺局へ分散させる新技術の導入、ソフトバンクが積極的に行っているWi-Fi環境の増強による3Gトラフィックの分散など、各社ともに無為無策でいるわけではない。

ただ、その中でもっとも不安なのは、やはりドコモだろう。ここ最近での通信トラブルの頻度もさることながら、Androidに組み込まれている自動通信機能の頻度を抑制するようGoogleと協議し、今後アプリ開発者にも通信頻度の抑制を呼びかけるなど、この期に及んでも他者頼みなのだ。いずれは誰かが声を上げなければいけない問題には違いないのだろうが、”自分たちでなんとかしてやろう”という意識が感じられない。

そもそも、端末をさんざん宣伝してバラまいたなら、キャリアの手でなんとかすべき問題なのではないだろうか。「当面の対策期間は3年」(山田隆持社長)と、トラフィック対策が長期戦になることを明らかにしたドコモ。「そもそも携帯端末の通信品質は安定しているものではない」と、ユーザーが腹をくくらねばならなくなる日はそう遠くないのかもしれない。(岡嶋佑介)

図出展:2012年1月25日のFOMA音声・パケットが利用しづらい状況について(NTTドコモ)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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