アンドロイドアプリレビュー

首都破壊「大津波」から家族を守る「地図ロイド」の標高取得機能

「東京に大地震が起こる確率は4年以内に70%」。東大地震研究所の試算が発表されて以来、週刊誌メディアには連日「最悪のシミュレーション」が掲載されている。

「首都圏破壊大津波を生き延びるための基礎知識」(「週刊新潮」2月2日号)
「引越しますか? 確率7割もう避けられない東京直下型大地震」(「週刊現代」2月11日号)
「M8M9大地震 最悪の一週間はこうなる!」(「週刊文春」2月9日号)
「どうやって逃げる、どこへ逃げる 東京震災マップで我が身を守る」(「フライデー」2月17日号)

いずれの記事も人口が密集する首都圏で大地震が起きた場合、かつて誰も経験したことのない混乱が我々を襲うことを示唆している。中でも恐ろしいのは、各地で発生する大規模火災。「都内の環状七号線などでは、渋滞したクルマのガソリンタンクが次々と引火し、道路全体が巨大な火炎旋風を吹き上げる」との予測も。

また、一方で懸念されているのが津波の発生。これまで東京湾には津波は来ないと言われていたが、東日本大震災では木更津に3メートル近くの津波が来た。東京都の江東区や荒川区のゼロメートル地帯では、かなり大規模に津波や浸水の被害が出るという。

いざ津波が発生した場合、最も気になるのは自分の自宅や職場がとの程度の標高の場所にあるかということ。当サイトでは前回、「震災時にも使えるAndroid地図アプリ『地図ロイド』」を紹介した。端末内のSDカードに地図データを保存できるこのアプリがあれば、通信がマヒした場合でも、アンドロイド端末に地図を表示して避難場所や自宅までのルートを確認できる。

しかし「地図ロイド」が優れているのはそれだけではない。このアプリを使えば任意の地点の標高を一発で表示できるのだ。使い方は簡単。地図中で任意の地点をタップし、画面左の「i ボタン」をタップ。すると「この場所について」という画面が起動する。さらに「標高を取得する」ボタンを押せば即座にその地点の標高が表示される。前述の「ゼロメートル地帯」の一部、葛飾区のJR新小岩駅付近を表示してみたところ、やはり「標高0メートル」と表示された。

もちろん津波の被害が予測されているのは東京に限ったことではない。首都圏を大津波が襲った場合、甚大な被害を受けると見られるのが神奈川県の湘南地区。一説によると「高さ14メートルの津波が発生し、湘南市街地が壊滅する」との予測も。いざという時に備えて、自宅や職場がどの程度の高さに位置しているか、自分や家族がどの方向に向かって逃げればいいかを検討する上で参考にしておきたい。

ちなみに、標高データの取得はグーグルマップやマピオンでも可能だが、誤差が大きく実用には向かないと言われている。「地図ロイド」が標高のデータ取得に使用しているのは「国土地理院」の地図データで最も信頼性が高い。そういう意味でも評価したいアプリだ。(EXドロイド編集部)

post-29435_t

地図ロイド

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,交通/地図/旅行
価格 無料
デベロッパ名 kamoland

おすすめサイト