アンドロイドアプリレビュー

AndroidにGoogle日本語入力が登場 最強のIMEはどれだ!!?

12月15日、Android端末向けのGoogle日本語入力が公開された。すでにPCで高い評価を受けているIME(文字入力ソフト)だけに、ダウンロード数が急激に伸びている。Google日本語入力も含め、Androidでは日本語IMEがいくつか存在する。その代表的な存在をいくつか整理してみよう。

Simeji
「マッシュルーム」と呼ばれるプラグインを導入し、革命をもたらした日本語IME。マッシュルームは、キャリアごとの顔文字や、専門用語の変換が可能な実用的なものから方言に変換するなどのジョーク系まで、100種類以上存在し、Androidの文字入力には欠かせない存在となっている。その生みの親であるSimejiはAndroidの日本語IMEの母と言えるだろう。ただし、デフォルトの変換機能が弱かったり、入力画面が消えないでそのまま画面に残ったり、使っていると細かな点が気になってしまうのがネック。また、マッシュルームを使うだけならわざわざSimejiにこだわる必要もない。Android端末が日本で発売される前から個人の手で開発されていたが、12月13日に中国の大手検索サイトBaiduが事業を全面的に取得し、SimejiはBaiduの内部で開発が継続されることになった。
オススメ度★★★

OpenWnnフリック入力対応版
文節区切りの変換が便利な日本語IME。フリックの判定のレベルを調整したり、アドレス帳をそのまま拡張辞書として使用できるなどが特徴。ソーシャルIME機能も有しており、マッシュルームにも対応。「→」キーを押すとワイルドカードで変換できるなど、どれもそつなくこなせるため非常に優秀なIMEだが、なぜかいまいち地味な印象だ。記号文字の学習機能がない点が使っていると少し気になるかもしれない。
オススメ度★★★★★

ATOK
パソコン版で培った変換精度は健在で、マッシュルームにも対応しており、使っていてほとんど不満を感じさせないつくりはさすが。1度使ったら手放せなくなること間違いなしだが、問題があるとしたら1500円という価格だろう。とはいえ、1度購入したら端末を変えても使い続けられるし、サポートも充実していることを考えれば決して高くはない。
オススメ度★★★★★

Google日本語入力
専門的な学術用語からゲームのアイテムの名前まで一発で変換できる、Googleが収集したデータによる驚異的な変換機能が魅力のIME。濁音、半濁音がそのままフリックで入力できない、マッシュルームに対応していないなど、改善すべき点は多数見られるが、まだベータ版なので、今後に期待したいところ。ただ、それらの不満点が解消できれば文句なく最強の日本語IMEとなることだろう。
オススメ度★★★★

日本語IMEは変換精度や入力のしやすさ、慣れなど、どれも繊細なものが求められる。ここに挙げた4つはどれも一長一短。用途によっても変わるため、とりあえずコレを使え! と断言はできないが、まだ外部のIMEを使ったことがない人は、試しに導入してみてはいかがだろうか。(岡嶋佑介)

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Google 日本語入力

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,ツール
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デベロッパ名 Google Inc.

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