アンドロイドアプリレビュー

史上最悪の殺人事件を完全網羅したアプリ「実録!凶悪犯罪 」

人を殺してはいけない。それは当然のことである。しかし歴史を紐解くと、日本はもとより世界では数々の殺人事件が発生している。どういった心理が潜んでいるのかはわからない。しかし人は殺人事件に尋常ならざる興味を抱き、殺人者の素性を知りたがる。

今回紹介する有料(100円)のAndroidアプリ「実録!凶悪犯罪 vol.1」は、過去100年にわたる世界中の殺人事件を網羅した電子書籍である。起動すると、タイトルバックが表示され、ジャンル別にカテゴライズされた事例が表れる。その内訳は「バラバラ殺人」「少年犯罪」「放火」「無差別殺人」「毒殺」「死刑執行者(日本)」の6つである。

「少年犯罪」の欄から「女子高生コンクリート詰め殺人事件」を取り上げる。この事件は「日本少年犯罪史上、最悪」と言われた事件である。1988年の11月に女子高生がわいせつ目的で拉致、監禁されて、集団わいせつ、集団リンチが行われた。アプリにはその詳細な様子が描かれている。

女子高生は41日間監禁され、その後ドラム缶に入れられ、コンクリート詰めにされて遺棄された。興味深かったのは、主犯格の一人がその後10年の刑期を経て出所後、すぐにまた監禁事件を起こしているということだった。このアプリでは、「公判での涙ながらの訴えはすべて偽りだった」と結ばれている。

「毒殺」からは「和歌山毒カレー殺人事件」をピックアップ。1998年の7月。和歌山市の住宅街で行われた夏祭り会場で、カレーを食べた67人が食中毒の被害を訴え4人が死亡した事件である。

警察が調べたところ、カレーには亜ヒ酸が250グラム混入されていたことが判明。様々な目撃証言から、カレー鍋の見張りをしていた林真須美(当時37歳)が容疑者として逮捕された。しかし彼女はその後の公判で保険金詐欺については認めたが、カレー事件に関しては完全否認。犯行者は他にいるのではないかという憶測も流れたが、結局平成21年4月に最高裁は林容疑者の上告を破棄、死刑が確定した。

また、このアプリには日本の死刑執行者という括りで14人の殺人犯を紹介するコーナーも収録。中でも2001年に起きた「付属池田小事件」は、宅間守(当時37歳)という殺人鬼により8名の児童が殺された凄惨な事件である。アプリには宅間の暴言が多く収められ、その異常な言動を見れば、彼の犯した無差別殺人の背景にあったものが見えてくるような気がする。

この「実録!凶悪犯罪 」は、かつてiTunesのAppstoreで1位を獲得したという伝説のアプリ。Android版のDL数も順調に伸びており、アプリのレビュー欄には、

「結構ボリュームがあって、ついつい読みふけってしまう。自分的には大満足!」
「けっこうエグい話もあったし、こういうの好きな人はいい思う!」
「知らない話が多くてかなり読みごたえありました。買って良かった!」

といった声が書きこまれている。100円という価格にしてはかなりのボリュームなのは事実。こうした事件モノが好きな人にとっては、かなり楽しめる内容となっているので一度DLしてみることをおすすめしたい。(佐々原聡)

post-25075_t

実録!凶悪犯罪 vol.1

カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,電子書籍
価格 ¥100
デベロッパ名 three degree

おすすめサイト