アンドロイド関連ニュース

「スティーブ・ジョブズ」伝記 iTunesのコメント欄が大荒れに!!?

10月24日に書籍版と一部の電子書籍ストアで発売された「スティーブ・ジョブズ」(講談社)の電子版が、ついに11月1日、iTunesアップストアで販売開始された。当サイトの10月25日の記事「ジョブズ自伝の電子書籍版 iTunesでは買えない!!?」で指摘したように、アップル創設者であるジョブズの伝記が、「アップルの審査の通過待ち」のためiTunesで買えないという皮肉な状況が、ここに来てようやく解消されたことになる。

アップルファンにとっては待望のiTunes版の発売だけに、いきなりランキングのトップに踊り出たかと思いきや、11月3日現在、アップストアのiPhone部門では無料総合ランキングで14位。意外に地味な滑り出しに関係者からは落胆の声が漏れている。

「電子書籍業界にとっては恐らく今年最大の注目作となったジョブズ本ですが、このままの調子だと期待されたほどの売上にはならないでしょうね」と語るのは某出版関係者。

「1900円という価格設定が高すぎるという意見は根強くありますが、それにしても書籍版の発売と同時にiTunesで発売できていれば、おそらくランキングのトップは狙えたはず。アップルの審査に時間がかかるのは元から分かっていた話なわけで、それを見越して書籍版もiTunes版も同時発売とすべきだったのではと思います」

そんな具合にランキングでは苦戦中のジョブズ本だが、ユーザーの評価はどうなのだろう。マーケットに表示されている「カスタマー評価」の欄をチェックしてみると、5つ星が25に対して最低評価の1つ星が30という具合にかなり厳しい評価であふれている。

ユーザーの声を拾ってみると、

電子書籍なのに高すぎる

この値段と売り方はスティーブへの冒涜だ!

日本円換算で900円ちょっとの英語版原書に対して、上下巻に分けて合計約4000円という世界一高価な価格設定

といった具合に、一番多いのは価格に関する不満。

また、「無料コンテンツ」と謳いつつ、実際に無料で読めるのは「前書きと目次のみ」という売り方に関しても批判が相次いでいる。

「iTunesの有料ブックカテゴリの上位は現在、85円という低価格の書籍がほとんど。いくらスティーブといえども平均の20倍以上の価格ではランキング上位は狙えないのではという心配もあったのでしょう。そのため無料ランキングで上位に食い込み、アドオンで課金する戦略をとったようですが、ネットのサービスには目が肥えているユーザーが多いiTunesでは、そこがさらに批判されるポインントとなってしまいました」

ユーザーにとっても出版社にとっても幸福な電子書籍出版の座組みが実現するまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。(EXドロイド編集部)

››EXドロイド編集部の記事一覧

EXドロイド編集部

おすすめサイト