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スパイウェア疑惑の「Dolphin Browser」は中国企業!!? 

Androidユーザーたちから絶大な支持を得ているドルフィンブラウザにスパイウェア疑惑騒動が持ち上がったのは10月25日のこと。米国の掲示板に「サイト閲覧履歴を外部サーバーへ送出している」との指摘があがり、27日には国内のニュースサイトでも大きく報じられたため、ユーザーたちの間に動揺が広がった。

問題の発端となったのはドルフィンブラウザの新機能として実装された「Webzine」という機能。ウェブサイトを雑誌のようなレイアウトで見せるための仕組みが「Webzine」なのだが、この機能が適用できるサイトかどうかを判別するために開発元のMoboTapは「ブラウザの閲覧履歴を外部に送出していた」という。

これに対してネット上には

イルカ(ドルフィンブラウザの意味)には失望した

信じていたイルカに裏切られた

イルカは中華企業だから信用できない

といった声があふれた。国内のアプリレビュー系サイトでも常に「最強のブラウザ」として紹介され、愛用者が非常に多かっただけに失望の声も多いようだ。それにしても、ドルフィンブラウザ開発元が中国の企業というのは本当なのだろうか。

「開発元はのMoboTapは中国の北京をベースとする企業ですが、昨年からシリコンバレーに進出。今年7月にはベンチャーキャピタルの超名門、セコイヤキャピタルから1000万ドルの出資を受け、現在はサンフランシスコと北京に約100名のスタッフを擁しています」と語るのは某IT業界通。

「ドルフィンブラウザの発表は2010年の3月。それから15ヶ月の間で巨額の投資を名門VCから獲得することに成功したわけで、MoboTapはシリコンバレーの投資家の間でも非常に期待されている企業の一つです。競合するブラウザのオペラやFirefoxがPCベースで出発したのに比較して、ドルフィンは最初からモバイ ルネイティブのブラウザとして誕生した点も高評価の要因です」(同・事情通)

全体の8割を占めるというアメリカ人ユーザーは今回の騒動をどう見ているのか。

「多少の騒動にはなりましたが、公式ブログで即座に謝罪するなどの対応も早く、騒いだのは一部のユーザーに限られています。マーケットのレビュー欄にも非難するコメントはほとんど見られません」(同)

騒動の後、ドルフィンブラウザはアップデートが実施され、情報送信はユーザーの同意がなければ実施しないという仕様に変更。日本語版のアンドロイドマーケットのユーザーレビューにも、

海外のマーケットのレビュー見てると、騒いでるのって日本だけじゃね?

今回のバージョンは修正されたもので安全だと思います。開発者に悪意はないそうです。

限りなく黒に近かったとしてももう安全なんだろ

といった肯定的なコメントが並び、ダウンロード数もここ数日間で上昇に転じているようだ。一部には「今回の件で天使(エンジェルブラウザ)に乗り換えた」といった意見も見られるが、「使いにくくて結局またドルフィンに戻ったよ」というコメントも。他のブラウザに比べ圧倒的に使いやすいという評価に揺るぎは無いようだ。

当サイトとしては「ネットにつなぐ以上絶対の安全などあり得ないし、あくまでも自己責任で楽しむのがアンドロイドの楽しみ方」という意見に賛同しておきたい。(EXドロイド編集部)

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