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中国のスマホ市場を席巻中のGalaxy端末たち

iPhone4sの発表の場でアップルCEOのティム・クック氏が触れていたように、中国のスマホ市場が活況を呈している。アップルの中国での売上は同社全体の16%を占め、アメリカに次いで第二位。しかも7-9月期の売り上げが前年度比270%増というから驚きだ。上海のアップルストアは9月23日にオープンしたばかりだが、その規模はアジア最大。先日、筆者が足を運んだ際も広い店舗内は多くの家族連れの客と、お馴染みの青いポロシャツのスタッフでごった返していた。

しかし、上海の街を歩くと目に飛び込んでくるのはGalaxy S2やHTCの看板だ。家電量販店のスマホ売り場を覗くとAndroid端末がズラリと並ぶ。サムスン、HTC、LG、ソニーエリクソンなどの海外ベンダーの端末が揃っており、Galaxyシリーズだけ見ても、Galaxy Ace、GALAXY Mini、GALAXY Gio、GALAXY Fitといった、日本ではなじみのない機種も多数ある。中国国内メーカーのAndroid端末も含めれば、ラインナップは日本よりもはるかに多い。


また、最新のGalaxy S2の価格は4,999元(約60,000円)と、iPhone4の16GBモデル(10月22日現在、中国ではiPhone4sは未発売)と同じだが、端末によっては1,500元(約18,000円)前後から3,000元(約36,000円)と、非常に安い。有力ベンダーの製品がこれだけの安価で買えるというのはAndroidのシェアが広がる大きな要素だろう。


中国のモバイルインターネットユーザーは3億1800万人(2011年6月末時点)。いかにiPhoneが人気とはいえ、爆発的に増えていくユーザーたちが今後手にするのは、価格が安く、手に入れやすいAndroid端末である可能性は高い。

スティーブ・ジョブズ氏は生前、「私はAndroidを叩き潰すつもりだ。Android はiOSから技術を盗んだ製品だからだ。そのためなら核戦争だっていとわない」と語ったと言われているが、その決意もむなしく、世界最大のマーケットである中国市場は、現在Androidが席巻している。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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