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24万円で販売する店も!!? 中国にも吹き荒れるiPhone4S狂騒曲

既にパチモンの「iPhone5」が堂々と売られている中国だが、一部の中国人消費者は本物のiPhone4Sが世界的に発売されたことを知っている。正式には中国で未発売のiPhone4Sは、世界中に散らばる華僑や留学生らが転売目的で購入し、国内に持ち込み、発売日の翌日には各地の電脳街や淘宝網(TAOBAO)で購入できるようになった。

世界的な注目商品が中国以外の国で発売されると、世界各国の商魂たくましい中国人がビジネスチャンスとばかりにまとめ買いをするのは定番のイベントといえる。 中国メディア「法制晩報」の報道によると、iPhone4S発売日のNY5番街のアップルストアには1000人以上が並んだが、そのうちの半分は中華系だったという。

さらに恐るべきはその強欲ぶり。発売翌日のiPhone4Sは1万元(12万円強)以上のプレミア価格は当たり前、2万元(約24万円強)という値段をつける店も登場した。あるショップでは、オーストラリアから個人が5台運んできたものを売っていた。北京だけでなく、中国全土の主要都市で売られているのだから、発売当日に何人の中国人がどれだけ世界からiPhone4Sを運んできたのかは計り知れない。

そして、発売直後のプレミア価格があっという間に下落するのもおなじみの光景。発売2日後のiPhone4Sは重慶で8500元(10万円強)。20日になると上海では7千元台(約8万5000円)で販売されているのが確認された。今月中には6500元(8万円弱)くらいまで下がるのではないか、と多くの中国系メディアが予想する。

こうした報道に対しネットの掲示板には

「外国のものを並んでまで買って崇拝するなんて愛国心のない恥知らずな奴らだ」
「金持ちは下品なのが多すぎる…」
「2万元でも買う奴はいるのか…!」

といった具合に反発するコメントが続出。中国全土に吹き荒れるiPhone4S狂騒曲はまだまだ収まりそうにない。(山谷剛史/EXドロイド中国特派員)

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山谷 剛史

中国を拠点に活動する中国・アジアITジャーナリスト。確定申告で戻った一時帰国中に地震直撃。皆さん、がんばってください!僕も僕なりにできることやってます! Twitterアカウントは @YamayaT

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