アンドロイド関連ニュース

iPhone4S大人気で苦戦するドコモに未来はあるのか

10月14日、ついにiPhone4sが発売。テレビでは朝8時の販売開始に合わせて現地レポートを行い、iPhone信者たちがハイタッチでストアに入場する光景を映し出した。その後もauの回線が速いだの、カメラの性能が上がっているだのと、iPhone関連のニュースばかり……。

翌15日も、土曜日ともいうこともあり家電量販店の行列がヒートアップ。ビックカメラ有楽町店に足を運ぶと、12月17日発売予定の携帯ゲーム機「プレイステーションVita」の予約開始日ということもあって、店の中が行列だらけであった。1階の携帯電話販売スペースはau、ソフトバンクにすさまじい行列が出来ていたが、その横で、まるで盛り上がっていない赤いブースがあった。そう、ドコモブースだ。初のLTE対応タブレット「GALAXY Tab 10.1 LTE」の発売日だというのに、行列はおろか、端末に触れている人すらいない(夕方に再度確認したところ、さすがにドコモのブースにも多少の人だかりができていたが……)。

iPhoneのおかげですっかり影をひそめてしまったドコモに逆転の目はあるのか。1つ挙げられているのが、iPhone4sの販売によってさらに加速している販売価格の下落。「LYNX 3D SH-03C」、「MEDIAS N-04C」、「GALAXY S SC-02B」、「REGZA Phone T-01C」あたりはほぼ投げ売り状態。端末価格はショップにもよるが、1円~10000円程度となっている。現在、中古の端末市場で「GALAXY S SC-02B」が2万円以上で取引されていることを考えると、割とお得感は感じられる。とりあえずスマホを手に入れて、あとでほしい端末が出たら乗り換えたい……という人はぜひドコモのアンドロイド端末をお勧めする。新しめの機種だと「Xperia ray SO-03C」の大幅な値引きを行うというケータイショップのツイートをよく見かける。

もう1つはLTE対応端末だ。ドコモではLTEサービスをXi(クロッシィ)と名付け展開している。筆者は最新の「GALAXY Tab 10.1 LTE」をさっそく購入。使ってみてわかったが、これがとにかく速い。千代田区某所で測定してみたところ、下り回線の速度は、

Galaxy S2(ドコモ3G):974kbps

iPhone4s(au3G):1.47Mbps

GALAXY Tab 10.1(ドコモLTE):10.74Mbps


と、やはりLTEは爆発的に速いとの結果が出た。LTE対応端末については18日の発表会で詳細が明らかにされるが、4機種が予定されているとのこと。まだエリアも限られているし、料金も割高に設定されているが、非常に気になる存在となることは間違いない。”殿様商売”と揶揄されてきたドコモだが、iPhoneを有するキャリアの包囲網に対し、これからどう反撃していくのかが大いに気になるところだ。(岡嶋佑介)

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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