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放置型RPGのニューウェーブ「Logging Quest」にハマってみた!!!

当サイトでひそかなブームの超放置型RPGとして紹介し、Androidユーザーから高い評価を受けた「Whipper」に触発されて作った……という新たな放置型RPG、それがこの「Logging Quest」だ。基本的なゲームの流れは、アイテムの調達などの冒険の準備を行って、行き先を指定するだけ。あとは行き先に応じて勝手に動いてくれる。ダンジョン内の行動はリアルタイムで進むログで確認できるが、主人公が冒険を終えるか、途中で逃げ帰るなどで、街に戻ってくるまでは放置するだけだ。

Whipperがひたすらアイテムを求めて潜っていくだけのプリミティブなスタイルなのに対し、Logging Questは、戦略を決めてダンジョンに潜るという奥深さを持っている。戦略はすべて、いわゆるif文で作成され、たとえば「体力が1/4になったら」→「治療薬を使う」、「治療薬が尽きたら」→「ダンジョンから帰る」というような行動パターンをあらかじめいくつか決めてからダンジョンに潜ることとなる。装備を整えたり、レベルを上げたりといったことも重要だが、戦略の組み立て1つで探索の進み方もガラッと変わるのが面白い。

また、単純に探索や戦闘の行動パターンを指定するだけでなく、鍵や地図などのクエストアイテムを使うことでゲームが進行する場面もある。たとえば扉が閉まっていて先に進むことができない場合、扉のある階を指定して鍵を使用すれば開いて先に進めるのだ。反対に、戦略を設定しておかなかったばかりに、貴重なアイテムを手に入れたのに持ち物がいっぱいでそれを破棄しまうような状況も発生する。治療薬がなくなったら帰るという設定をしてダンジョンへ向かわせたら治療薬を買い忘れていて即トンボ帰りしていたり、そんなマヌケな事態に遭遇するのもLogging Questならではの楽しみとなっている。

基本的には「放置型RPG」という枠組みからは外れていないので、操作する項目はほとんどない。しかし、単にダンジョンへ行くだけでなく、種族やパラメータを設定してのキャラクターメイキングに始まり、装備や消費アイテムの購入、宿屋の主人から冒険のヒントを聞くなど、RPG的な要素は多い。街から街への移動にも時間がかかり(だいたい1時間~2時間程度)、ダンジョンも極端に深いところはないので、8時間も10時間も放置しっぱなしのWhipperに比べるとやや忙しいが、より古典的なRPGらしさが楽しめるだろう。なお、キャラクターのデータをパスワード化し、自分のキャラと対戦することもできる。2ちゃんねるなどで公開している人もいるので、腕試しをしてみるのもいいだろう。

個人的には、ダンジョンの攻略にそれほど時間がかからず、また、ダンジョンから簡単に逃げ帰ることができるため、冒険のリスクが少ないのがやや残念に感じる。Whipperでは、最後の最後のあと1歩のところでで強敵にやられてしまい「俺の8時間返せよおおおぉぉぉ!!」と悶絶するようなこともあったが、それが逆にワクワク感やドキドキ感につながっていた。とはいえ、Logging QuestとWhipperは似て非なるもの。Whipperを知っている人も知らない人も満足するであろう濃厚な冒険が楽しめるに違いない。(岡嶋佑介)

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Logging Quest

カテゴリ RPG,アンドロイドアプリレビュー,ゲーム
価格 無料
デベロッパ名 shirobakama724

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