アンドロイド関連ニュース

iPhone独占崩壊は確定!!!? 苦境に立つ孫正義氏に明日はあるのか

auからiPhone5が発売されるという報道から一週間が経ち、孫社長がどう言及するのか注目されたソフトバンクモバイルの新商品発表会。下り最大21Mbpsの「ULTRA SPEED」対応Androidスマートフォン4機種のほか全9機種のAndroid端末を発表。さらにLTEやWimaxに負けない最大110Mbpsの高速通信を実現するという次世代通信規格「Softbank 4G」が発表された。

そして注目の質疑応答に入ると、すぐにauのiPhone発売について質問が及んだ。孫社長は「他社のことについてはノーコメント」と答えたが、いつも迫力のある孫社長にしては、いささか覇気がない印象。3日前に発表会を行ったauの田中社長の回答が、「答えは想像できていると思うが、申し訳ないがノーコメント」と、話したいのに話せないという風情だったのとは対称的だ。
さらに本日、日経ビジネスオンラインが「iPhone、KDDIの死角」なるダメ押しとなる記事を公開。auのiPhone発売が年明けになることも予想されるという内容だが、新型iPhoneはauの先行発売となるのだろうか。

そもそもiPhone5については、auの通信方式であるCDMA2000版が先行し、ソフトバンクの採用するW-CDMA版は発売が遅れるのではないかという予測がある。iPhoneは世界的に膨大な販売台数になるため、同時に2つの通信方式を用意するのは難しいとみられているためだ。これはiPhone4のCDMA2000版(日本未発売)が、W-CDMA版より半年以上遅れて登場したのと似たスケジュールとなる。
またiPhoneの販売戦略は一社独占から複数キャリアが扱う体制に切り替わりつつあり、いずれソフトバンクのiPhone独占がなくなることは予測されていた。アンドロイドがスマートフォンのシェアでiPhoneを猛追しているが、Appleはここで簡単に負けるわけにはいかないと考えているはずだ。iPhoneがauで発売されるとしても、それはあくまでAppleの世界戦略に基づくもので、auとソフトバンクの争奪戦はスマートフォン戦争に翻弄されているともいえる。

ニコニコ動画のアンケート結果では、現在iPhoneを使っているユーザーのうち41.8%が「au版iPhoneに変更したい」と回答。auユーザーでは「auからiPhone5が発売されたら、ぜひiPhoneに乗り換えたい」という回答が63%を占めた。こうした状況のなか、様子見をしようとする顧客が増えたため、iPhone4の販売が急減速しているという報道もある。
さらにソフトバンクの株価も年初来安値を記録するほど暴落した。市場の判断はiPhone独占を失ったソフトバンクは凋落必至と考えているようだ。株価急落を食い止めるためにソフトバンクが119億円の自社株買いをするという報道もある。
右肩上がりでソフトバンクを拡大させてきた孫社長の経営手腕は、果たしてこの逆境に耐えられるのか。iPhone独占を失ったソフトバンクモバイルの状況は、かなり険しいものになっていることは間違いない。(秋原とおる)

››秋原 とおるの記事一覧

秋原 とおる

最近、どのスマホにしたらいいのと、よく聞かれますが、一番売れているのを選ぶのが間違いが少ないよと答えていたら、周りにiPhoneユーザーが増えてしまいました……。でもガジェット好きには、迷わずAndroidをオススメします!理由は買えばわかるはず(たぶん、笑)。個人的にはATOKが使えるだけで断然Android(Google日本語入力も出るし)。

おすすめサイト