インタビュー

「日本初のウィルス混入アプリ」開発者にインタビュー!!!

国内では初の「ウィルス混入アプリ」として話題になったのが、「いっしょにとれーにんぐ for Android」。セキュリティ企業のシマンテックが「ウイルスが混入された日本語版のAndroidアプリを初めて確認した」として注意を呼びかけたのが先週、2月21日のこと。

一般的にはあまり知られていない事実だが、実は「いっしょにとれーにんぐ」と言えば知る人ぞ知るビッグタイトル。
アプリの原作となったDVDは2009年のアマゾンのアニメ部門の年間売上ベスト7位に入った作品で、これまでに約3万枚のセールスを記録。
アンドロイドアプリ版のほうも525円という高価格にかかわらず、これまでに1,300本が売れたというヒット作品なのだ。

「ウィルス混入のニュースは、まさに寝耳に水でした」と語るのは発売元、株式会社プリマステアの中川宗成代表。

「知人から電話で、お前の作ったアプリにウィルスが入ってるってニュースになってるぞ、と言われ愕然としました。まさか自分でウィルスなんかを入れた覚えはないし、どういうことなんだと思ってたら、海賊版を勝手に配布されたようで。本当に迷惑な話ですね」(中川氏)

報道によるとウィルス混入アプリが配布されたのは「中国の海賊版マーケット」。

正規版のアプリを改変し、Geiminiという個人情報を収集するためのウィルスが仕込まれて配布されたらしい。日本のユーザーが通常利用しているアンドロイドマーケットで購入できる同アプリに関しては、そのようなウィルスの混入は一切無いので安心してほしい。

「現状では特にユーザーからの苦情等は一切来ていない。コピーが出回るのはアプリだけじゃなくDVDにしても海賊版は出回るものだし、むしろ知名度があるからこそ海賊版にされたと思うようにしている」と語る中川氏。

ケガの功名と言うべきか、ここ一週間でダウンロード数は以前よりも増えているという。

「せっかくだから、これを機会にアプリの機能をバージョンアップしようということで、エンジニアと徹夜して新機能を実装したんです」

騒動から5日後、先週金曜日(2月25日)にリリースされた新バージョンでは、「運動結果のtwitterやfacebookアプリなどへの送信機能を追加した」という。

かつてはiPhone版のリリースを試みたこともあったが「アップルからはあっさりリジェクト(拒否)された」という中川氏。

「出したいアプリが自由に出せるのがアンドロイドの魅力。これからもオタクに受ける楽しいアプリを作っていきたい」と熱い想いを語ってくれた。

(文・編集部)

新バージョンでは腕立て回数の記録機能も実装した

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