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なぜXperia acroはAQUOS PHONEに惨敗したのか!!?

「なぜXperia acroはAQUOS PHONEに惨敗したか」というスレが2ちゃんねるで静かな人気だ。7月17日にスレッドが立ってから、8月15日現在で4スレ目の500までレスが付いており、Xperia acroユーザーとAQUOS Phoneユーザーの言い争いは沈静化する気配がない。実際に売れている機種はXperia acroなのだが(BCN売上ランキングは7月、8月の初週で計5週連続トップ)、スレッド内での勢いはAQUOSの方が優勢だ。実際にスペックだけを並べてみたレスを見ると、たしかにAQUOS Phoneの方が優れているのは間違いないし、Xperia acroは予期せぬ再起動や、強制終了するという不具合が頻発し、発売からわずか2週間あまりでアップデートが行われるという事態になったこともAQUOS陣営の勢いが加速する結果につながっている。

「シャープの機能は初めから組み込んで調整してあるから安定してる。acroはそれらを一々アプリ探してインスコしてただでさえ小さいストレージを食い潰して不安定になる。つまりacroはカス機種。 」
「いくらスペックがましでもAQUOSが売れてないのは事実。AQUOS厨は他機種叩きに必死になってないで、人を引き付ける魅力のない端末や売り方をやってるシャープを叩くべき 」
「いやAQUOSは情弱端末だろ。解像度だけみて画面綺麗だと思ったら26万色しか発色できないし、カタログスペックだけで判断して買ったらガクガクモッサリのIS03と何一つかわらないし、バッテリー容量少ないとかスマホとしては致命的だし、自称情強が1.4Ghz、qHDてだけで買った情弱専用機」
などなど、両ユーザーの激しくぶつかり合っている様はまるでゲハ板(2ちゃんねるの「ゲーム業界、ハードウェア板」のこと。ゲームハードの信者たちが日夜過激な戦いをしている)のようだ。

性能、機能、デザインなど、どれに重きを置くかで気に入る端末は変わってくるが、Xperia acroがここまで人気を獲得した背景は「Xperia」というブランド名が定着してきたことと、スタイリッシュなデザイン、さらにガラケー機能を搭載したことで、スマートフォン初心者が乗り換えやすい端末となった点にある。ヘビーユーザーならばついつい最初にスペックに目が行ってしまうが、携帯電話の延長として捉えている初心者ユーザーは、スペックをそこまで重視していない。Xperia acroはそんな層にうまくハマった、といえるのかもしれない。

国内では破竹の勢いのXperiaシリーズだが、じつは世界的に見るとほかのメーカーに一歩譲る、というのが実情だ。世界最大の外部マーケットのAppBrainでは接続者の端末の統計をつねに取っているのだが、8月14日の時点ではXperia X10が9位に食い込んでいるほかは、上位20位に何もない。もちろん、AppBrainに接続している日本人のユーザーはほとんどいないだろうし、これが世界的なシェアを示しているわけではないとはいえ、サムスンが5機種、HTCが6機種、モトローラが3機種入っているのに比べると少々さびしい。

8月27日には女性向けの「Xperia ray SO-03C」の発売が控えており、ゲームに特化したXperia PLAYや、コードネームNOZOMI(機種名不明)が秋~冬の発売も噂されるソニーエリクソン。「技術的にはつねに周回遅れ」とも揶揄される中、日本国内だけでなく、世界で戦える端末を出すことにも期待したいところだ。(文・岡嶋佑介)
データ引用元:
BCN http://bcnranking.jp/category/subcategory_0010.html
AppBrain http://ja.appbrain.com/

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岡嶋 佑介

オラオラ系ITライター。パソコン雑誌編集を経て、現在はスマートフォン、ゲー ムなどを中心に、雑誌、Web、ムックなどで幅広く執筆活動を行う。近著に「パ ソコン雑誌編集者が明かす100の仕事術」など。Twitterアカウント:@Kagekiyo666

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