アンドロイドアプリレビュー

ひそかなブームの超放置型RPG「Whipper」って何だ!!?

「Whipper」は、ダンジョンの行き先と階層を決めて勇者を送り出し、あとは帰ってくるまで待つだけ……という新感覚のロールプレイングゲーム。勇者は実時間でダンジョンを進んでいき、モンスターを倒したり宝箱を見つけたり、といった行動をとっていく。指定した階層まで踏破できれば、探索途中に獲得した武器や防具、強化アイテムを持って帰ることができる。獲得した新たな武具でさらに奥の階層や、次のダンジョンへ進んでいく、というシンプルながら、奥深いシステムが特徴だ。

ダンジョンに入るたびにレベル1からスタートするので、成長要素はない。武器や防具の入手と強化によって、強くなっていく仕組みだ。武器や防具は「カタクナール」という素材を使うことで「こん棒+1」などと、能力を強化することができる。武具の種類によって+の値の上限は決まっているのだが、能力が上限に達すると武器そのものがアップグレードする場合があり、最初は貧弱だった剣が、何回もアップグレードすることで超強力な剣に……といったこともある。また、中には「腕力Lv2」というような、勇者自身の能力をアップする特殊効果が付いている装備があり、もちろんそのまま使ってもいいが、「この武器にこっちの武器の特殊効果を引き継いで……」という合成もできる。このような武器や防具の強化が最高に楽しい。これこそがWhipperのキモであり、醍醐味なのだが、合成や強化のシステムは、非常に練り込まれているので、まったく飽きない。

勇者の行動は逐一ログで確認できるが、途中でモンスターにやられない限りは探索終了時間まで勝手に動いてくれるので、仕事の合間や学校の合間でも充分楽しめる。とはいっても、「なにかいいアイテムを取ってないだろうか」とか「強敵に捕まってやられてないだろうか」などなど、勇者の行動が気になってついつい何度も確認してしまう、非常にクセになるゲームとなっている。

一応、ラストダンジョンらしきものも用意されてはいるが、そこを攻略しても安心するのはまだ早い。キーワードを入力することで自動生成されるダンジョンが用意されており、その難易度や獲得アイテムの豊富さはそれまでのダンジョンを軽くしのぐ。むしろ、ここからが本番といってもいいくらいだ。ダンジョンは、一定の法則に従って入力した言葉で難易度や階層の深さが決まるのだが、すでに先行しているプレイヤーたちが有力なダンジョンをいくつも見つけている。その名前が「福島第一」、「sengoku38」、「スク水フロンティア」、「若妻母乳」など、まったくとりとめがなくて面白い。
「福島第一マラソンでカタクナール集めるわ」
「まだ俺には若妻母乳は早かったよ……」
などという会話も起こるわけである。

また、かなり頻繁にアップデートが行われており、その都度バランス調整やアイテムやモンスターの追加などがある。このレビューを書くつい数日前にもアップデートがあり、それまでは防御力をひたすら上げるのが至高とされていたのだが、あっさりと変更になってしまった。これによって装備作成の方向転換を余儀なくされたわけだが、このようなバランス調整や楽しめる要素の追加をドンドン行ってくれるのも、このゲームの魅力となっている。

筆者は、Whipperをプレイして以来、Androidユーザーだと分かれば会う人すべてにWhipperを勧めているが、普段ゲームをやらない女性から、ゲーム雑誌の編集者までハマっている。まだプレイしていない方は、騙されたと思って、ぜひ終わりなきダンジョン探索の世界へと飛び込んでみてほしい。

なお、攻略Wikiサイトも作られているが、武具の強化に悩んだり、ダンジョンで詰まるまでは見ないでおくことを強くオススメする。(岡嶋佑介)

whipper攻略wiki:http://w.livedoor.jp/whipper/

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Whipper

カテゴリ RPG,アンドロイドアプリレビュー,ゲーム
価格 無料
デベロッパ名 HAappss

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